2020年2月26日水曜日

消去法

余り物をあてがうよう。
いつかの幹事長とかの役職が決まったときのようだ。
この人もダメ、この人もダメ、では残りはあなたしかない、と決まる。ぜひあなたにお願いしたい、と言われた試しがない。
自分にとってのメリットが思いつかないので、winwinの関係にならない。では動機づけは失敗である。これからしばらく嫌な日々が続く。

2019年7月19日金曜日

夏休み前

明日から夏休み。
勤務校は二学期制だから、成績評価や通知表はなし。
前期の評価は9月末に出すことになる。

一般的な3学期制でいうところの1学期相当が終わったところで、授業の進度をメモ。

1年生のコミュニケーション英語Ⅰは、2クラス担当して、一つのクラスがLesson5Section2本文説明の途中で時間切れ。そのSectionの文法事項である、SVC(C=分詞)の文型を持つ文が登場したところまで進めた。
もう一つのクラスは、Lesson5Section1新出語彙(派生語を含む)の説明したところで時間切れ。

G-Suiteを利用して生徒をGoogle Classroomへ招待し参加してもらうことを進めた結果、一部の生徒の端末に若干問題は残るものの、担当クラス全員80名を参加させることが完了した。

これを活用して、教科書脚注にある、内容把握Q&AをGoogle formsを使って生徒への課題として出し、回答を集める段階までこぎつけた。

あとは、これらの回答例を授業でどのように活用するか、まだ試行錯誤は続く。

夏休み中は7月下旬から8月上旬まで、オーストラリア研修の生徒引率。

中旬は全国英語教育学会弘前大会へ。

下旬は定期健康診断・胃検診とライフワークセミナーへ参加予定。

8月28日から通常勤務再開。

2019年6月9日日曜日

ICTの活用

現任高に異動して2ヵ月ちょっと。校長面談を先週終えた。
今年度特にやってみたいこと、という問いかけに対し、「ICTの活用」と回答した。

我が県では、今年度より生徒用のG-Suiteアカウントの運用が始まった。
生徒への教材配布や課題提示がオフィシャルのアカウントを使ってできるようになった。

令和元年度入学生のアカウントの準備がまだ整っていないが、受け持っている2学年外国語科の生徒へGoogle Classroomへの招待メールを送り、漸次運用を開始したところである。

徐々に他の職員へ啓蒙していきたいと考えている。

2017年9月18日月曜日

ブログ暦

今月でブログを始めて丸6年経過し、7年目に入った。更新頻度は非常に低いが、少しずつ書き足していきたい。
書く内容についてなかなか整理する時間がないのだが、書きたいと思うことはあるので、そのときが来たら書くようにしていく。

2017年8月13日日曜日

玉石混淆

英語は何のために学ぶのか。そして、どの程度身に付けるのが良いのか。

日本人は英語が下手だという脅迫概念に満ちているので、何とか英語を身に付けようとする人が一定数いる。

学校教育という限定された場で、どの程度身に付けさせるのか、については、達成目標が与えられているような、いないような、はっきりしない。現場の状況がさまざまであるから。

中学校や高校の英語の先生の英語力に対する批判があるが、ただ検定試験を受けなさい、といわれるだけで、実際成果を検証できない。

英語を教える人は、優秀な人もそうでない人も一定数いて、玉石混淆である。
本気で日本の英語教育の成果を改善したいのなら、ある程度優秀な英語の使い手が教えるのが、必要条件であろう。

英語の使い手として優秀な人は、英語の教え手にはなりたくないのではないか、と以前は思っていた。もっと英語を使える業界、給料の良い仕事があるからと思っていたから。例えば、通訳者、翻訳家、研究者など。

しかし、日本人として英語の使い手として優秀な人が、結局たどり着く業界が、日本の英語教育の世界ではないかと思い始めた。

かつては、優秀な同時通訳者であったり、英語ディベートのコーチであったり、生成文法など言語学の研究者であった人たちが、現在英語教育の世界で有識者として君臨している。

皮肉な見方をすれば、学習者として成功しどんなに英語が上達しても、結局たどり着くのは、英語を教える、という世界にとどまるということになろう。

日本の英語教育の業界は一つの巨大市場であり、それ以外の市場では、日本人が自分の英語の力を生かした仕事で食べていくことは難しいのかもしれない。

そうした人たちは学習者としては成功している。しかし、英語教育を専門的に捕らえる力があったかというと、未知数である。

そうして、日本の英語教育の世界は、専門性の高い「英語教育」に疎い人材が増えていき、ますます玉石混淆になっていくこととなり、混迷を深めていくのだ。

この混迷の中で、自分の育てている教え子には、英語が出来るようになってほしいのは当然だが、英語が出来るようになった結果がどうなるのか、ということまで見据えると、とても気分が暗くなる。

英語を生かせる仕事など、日本人にとっては、ほとんど無い、という実情がわかってしまったから。

英語はあくまでプラスアルファーであり、他に何か知識や技術・技能を身に付けたうえで、情報発信のメディアとして使えるのなら良いと思う。

英語修得だけを目標に習得しようとしていると、使い道はせいぜい英語教育の世界だけになっていくのが落ちである。

そしてますます玉石混淆が進んでいくのであろう。

正直、教え子たちには、英語以前に身につけるものをちゃんとしてから英語の修得という風に進んでいってほしいのだ。

でないと、必ずしも現状が魅力的とはいえない英語教育の世界に巻き込まれていくのが目に見えているから。

2017年7月5日水曜日

ショーシャンクの空に


「ショーシャンクの空に」という20年以上前の古い映画。この映画の中で終身刑に処せられていた老人が何度も仮釈放を願い出る。しかし、やる気があるときには決して許可されず、もうやる気がなくなった頃にようやく出所する場面があります。しかし、彼は出所後の生活になじむことが出来ずに自ら命を絶ってしまう悲しい結末を迎えます。前任校にいた頃、私は自分自身にこの老受刑者の姿を重ね合わせていました。いつか、環境が変わったとしても、なじめず、その後どうなるのだろう、という漠然とした不安に苛まれていた。現任校に転任して1年3ヶ月。その不安が現実になりつつあるような気がしています。この映画の主役のように希望を失わずに生きられるように努力します。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%81%AE%E7%A9%BA%E3%81%AB

2013年8月15日木曜日

全国英語教育学会(JASELE)第39回北海道大会参加記録(その1)

去る8月10日(土)11日(日)に北星学園大学にて開催された表題の大会に参加してきました。
当初は発表する計画だったのですが、手違いがあり発表はなくなり、それで北海道行きも一度頓挫しました。しかし、家内が札幌在住の旧友と20年ぶりに連絡が取れて北海道に行くことになったため、一緒について行くことにしたのです。それで、学会参加は第一日目のみとなりました。

私が拝聴した自由研究発表は以下の通りです。

1.「特定の課題に関する調査」に見る中学生の英語発進力:CEFR基準特性の観点から(根岸雅史・投野由紀夫・長沼君主・工藤洋路)※会場がB301から変更になっていて、少し迷いました。
東京外語大学OBの先生方による共同研究です。細かいデータを提供していただいたので、結果に関する説明は納得がいくものでした。その結果は、対象が中学生で、発話産出は自ずと限られたものになる、特に語彙が限られているため、使う語もlikeやwant toなどが繰り返される傾向ということでした。これらは指導から1~2年かからないと産出されないということが明らかになり、かなりの時間を要するという結論です。

2.物語の主人公が持つ「目標」の読解:学習者の推論生成と記憶表象の観点から
(卯城祐司・名畑目真吾・長谷川佑介・木村雪乃・濱田彰・田中菜採:筑波大学)
物語文の読みとりで、主人公が持つ「目標」の部分を明示的に読み取らせるのと、そこがないかわりに手がかり文を読ませて「目標」を暗示的に与えた文を読ませてどれだけ元の物語が再生できるか、という研究。その手がかり文を統制手がかり条件と目標手がかり条件に分け、さらに直後再生か、遅延再生かで、結果成績を比較。結果分類が多岐に渡るので理解が大変だったが、直後再生の場合は、明示的でも暗示的でも差はなし。遅延再生の場合には、統制手がかり条件は目標手がかり条件(目標明示)より劣る。結果の考察として、統制手がかりから推論で「目標」をある程度できる部分は直後にテストされた場合(直後再生)は、あまり自信がないけれども、それを素直に再生すると、明示された場合とそれほど変わらない。しかし、時間が経つと、その自信のなさが、記憶の定着に影響して、遅延再生では結果が劣る。やはり、どこかで、きちんと答え合わせしてあげて、「その推論は正しかった!」という実感を与えてあげることがせっかく手がかりから導き出した正確さのある推論を後押ししないということ。

3.多義語知識習得における付随的語彙学習の効果:リメディアル教育現場での検証(星野由子・阿部牧子:東京富士大学)
付随的語彙学習が起こるためには目標語の意味を推測しなければならないが、未知語に遭遇したとき読み手が取るストラテジーとしては高度。語彙数が限られている初学者や英語が不得意な学習者は未知語に遭遇するとこれを無視するという方策に走ってしまう。この研究は、takeに焦点をあて、a時間がかかる b連れていく・持っていく c乗る d買う e口に入れる の五つの語義が正確に把握されているかを和訳を求めることで事前・事後確認。間にリーディングマテリアルを読ませ内容理解問題と理解度を自己判断させる。結果は事後テストの方が得点が高いが意味によってばらつきがある。考察:コロケーションの問題がある(「かかる」の意味の目的語が事前事後で異なっていた、「つれていく・もっていく」目的語が生物か無生物か)←メンタルレキシコンの中で別々のエントリーになっている可能性あり。
多義語の習得には以前から興味があったのだが、動詞takeに関しての限定的な結果であったので、今後名詞や副詞などいろいろな語で研究が進むとよいなと思う。

(続く)

追記:8/15誤字訂正