2021年4月7日水曜日

代わってあげたかった

 かなわぬ願いである。不謹慎なことを言っているかもしれない。以前、「もう死んでもいい」と考えたことがあった。その時はとてつもない喜びを得て思わず言葉にしてしまったのだった。

今は、私は自身がまた生きるのも苦しいなか、身近な人、もっと生きたかった方が早世されてしまった。非常に心苦しい。昨年は私も入院し大きな手術を受け、ひょっとするとこれで終わりなのかという考えも頭をかすった。それならそれでもいいか、とも考えた。しかし、命は自分の思い通りにはできないものなのである。続けるときも終わるときも。

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